

新聞は習慣だ。その人の日常生活の中にある新聞だからこそ、きちんと届ける。
都市部の住宅街に位置する大分合同新聞プレスセンター。深夜にともる明かりは、どこよりも早い朝の知らせだ。
配送されてきた新聞に折り込
み広告を挟んで整えた後、地区ごとに仕分けていく。無事に届けるまで気は抜けない。
15年前までは会社員だった。時折、プレスセンターを営んでいた妻の実家を手伝う中で新聞社から声が掛かり、この職に就いた。
千部ほどの地区に慣れてきたころ、「近隣の地区もやってみないか」と勧められ、正直、迷った。きちんとしたいという一心で、他の人に頼むことができず、寝る間もなく働いていたころだった。受ける以上、責任も増える。どこか逃げ腰の自分に、「今できないと、
これからもできんわ」と担当が言った言葉に、持ち前の負けん気に火が付いた。
今は拠点を3カ所に増やし、70人のスタッフと一緒に新聞を届けている。
仕事を通してたくさんの人と知り合い、つながっている。初めは人と話すのが苦手だったが、きちんと会って話せば信用してくれると気付いてからは少し気持ちが軽くなった。仕事を人に任せる大切さも知った。スタッフも読者も、どちらもありがたいとつくづく思う。
夜明けにはまだ時間がある。単車にいっぱいの新聞を載せ、朝刊を待つ人のために走り出す。
■朝の短時間で高収入。女性や高齢の方もたくさん働いています!
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